台湾の新型コロナウイルスまとめ【2022年4月17日時点】
皆様こんにちは。
日本の新型コロナの状況は、2月上旬をピークに緩やかな減少が続いていましたが、4月に入り、再拡大の兆しが見えてきております。
台湾の新型コロナの状況をまとめてみたいと思います。
1 最近の感染状況
台湾の感染者数の推移は以下の表のようになっています。
3月末までは域内感染者が100人以下という日が続いていましたが、4月に入り、急拡大し、4月15日には域内感染者が1,000人を超えるという状況になっています。
4月2日〜5日の連休(清明節)に多数の人が移動したことが原因の一つではないかとされています。
日付 |
域内感染者数 |
域外感染者数 |
合計 |
3/28 |
34 |
93 |
127 |
3/29 |
33 |
63 |
96 |
3/30 |
56 |
107 |
163 |
3/31 |
87 |
152 |
239 |
4/1 |
104 |
132 |
236 |
4/2 |
160 |
244 |
404 |
4/3 |
183 |
97 |
280 |
4/4 |
133 |
142 |
275 |
4/5 |
216 |
65 |
281 |
4/6 |
281 |
78 |
359 |
4/7 |
382 |
149 |
531 |
4/8 |
384 |
123 |
507 |
4/9 |
442 |
136 |
578 |
4/10 |
431 |
144 |
575 |
4/11 |
439 |
191 |
630 |
4/12 |
551 |
112 |
663 |
4/13 |
744 |
189 |
933 |
4/14 |
874 |
108 |
982 |
4/15 |
1209 |
75 |
1284 |
4/16 |
1199 |
152 |
1351 |
4/17 |
1210 |
92 |
1302 |
2 台湾の感染者の症状
感染者数は増えてきていますが、台湾CDCの発表によると感染者の99%以上が無症状・軽症であるとのことです。
3 水際措置について
水際措置については、3月7日から非台湾籍のビジネス関係者の来台を開放されています。具体的には、以下のようになっています。
観光での入境はまだまだ先になりそうですね・・・
(A)外国人:ビジネス視察、投資、契約及び求職などのビジネス活動については、申請者は、国外の台湾大使館及び代表処において特別入境許可を申請する。
(B)中国・香港・マカオ籍:ビジネス契約及び多国籍企業内部の異動については、中国籍者は台湾の招聘企業が内政部移民署のオンラインシステムを通じて申請を行う。香港・マカオ籍者は、香港・マカオの経済文化弁事処又は国外の台湾大使館及び代表処において申請を行う。
https://www.koryu.or.jp/news/?itemid=2754&dispmid=5287
4 隔離期間について
ビジネス関係者の来台が可能になりましたが、隔離期間はどうでしょうか。
3月7日から台湾入境後の検疫期間を10日に短縮しています。
入境の翌日から、家または防疫ホテルで10日間の隔離が必要です。
ビジネスでの来台が可能となりましたが、隔離が10日必要となると気軽には来られないですね。
隔離期間に3回程度自主検査を行いますが、検査キットは空港でもらうことができ、検査結果は日本語のできる警察から電話がかかってくるのでその際に伝えます。
https://www.koryu.or.jp/news/?itemid=2753&dispmid=5287
5 来台に必要なもの
台湾に入境する際には、・パスポート、・搭乗前2日以内に受けたPCR検査のインセシ証明書、・入国検疫システムの登録が最低限必要になります。
6 台湾の様子
台湾では感染状況の悪化を受けて、学校が休校になったり、観光のキャンセルが発生したりしています。
個人的にもMRTに乗っている人が少なくなったように感じます。
https://www.ys-consulting.com.tw/news/101804.html
https://japan.focustaiwan.tw/photos/202204165003
以上、台湾の2022年4月17日時点の新型コロナの感染状況でした。
日々変わりますので、最新状況はその都度ご確認ください。
もっと知りたい情報などありましたらコメント欄で教えてください。
自由に往来可能になる日が来ることを祈っています。